2024年5月4日(土) ‐ 釣行記「湖南のコアユ攻略したり!?」
おはこんばんちは!ゼロ(仔ushisan)です。
今シーズン3度目のコアユ釣り出撃はゴールデンウィーク後半戦となりました。
毎度のことながら今回も「におの浜エリア」へ出撃。
好調の湖西方面をあえて外し、コアユが釣れなければ別の釣りを試すことを目的として出撃したわけです。
その結果がどうなったのか、じっくりとご覧ください!
現地偵察
今回の釣行計画は事前に決めていました。
大前提として吾妻川から諸子川のポイントから選択し、やはり希望ポイントは心のマイホームポイントである諸子川。
ですので最初から偵察順序は吾妻川から順番とし、諸子川の状況がダメそうなら吾妻川まで戻ってくると言う計画でした。
ちなみに吾妻川最寄り駅の「島の関」は駅前すぐにローソンがあり、釣りポイントまでもとても近く、電車釣行の私にはありがたい駅でもあります。
ローソンでお昼ご飯のパンと1日分の飲み物を確保して、いざ偵察です。
吾妻川&常世川(文化館東)
第2希望ポイントの吾妻川は、ゴールデンウィーク中かつ超有名スポットのためか既に盛況でした。
両岸共にたくさんのコアユ釣り師が入っておられましたが…左岸側からしばらく眺めていた感じ、釣れている気配は皆無でした。
次のポイントに移動しがてら実験釣行の対象魚となるホンモロコがいるか、橋の上から上流側を確認。
たくさんの小魚の群れが泳ぎ回っているのでこちらの心配はなさそうでした。
ふたつ目のポイントは常世川(文化館東側)で個人的優先順位は今回最下位でした。
準備中(仕掛け的にブラックバス狙い?)の方数名と、どっしりとした常連さんコアユ釣り座(無人)がひとつあっただけでした。
常連さんのコアユ釣り座らしき場所が無人だったので、釣れていなくて休憩中か他のポイント偵察中かだったのでしょう。
バイクで来られていた方とここで少しお話できましたが、相模川は人でいっぱいと言うことでした。
諸子川
そして到着したのが心のマイホームポイント「諸子川」です。
到着してすぐに目についたのが左岸側におられた3人組の方々。
どっしり構えておられてシラスらしきコマセをラセンにねじ込みつつウキ釣り方式でした。
右岸には到着次点で2名おられて、スペース的にも空いていたのでここにしようかな~…っと悩んでいたところ…
なんとお一方がコアユを釣られているではありませんか!
釣れる期待がいっきに釣れる確信へと変わり(自信過剰)、お声掛けさせていただき隣に入らせていただくことにしました。
釣り座開設
先行者のお隣に釣り座開設。(9:00頃)
いざシーズン第3戦開幕です。
実釣状況
初コアユゲットだぜ
お隣が釣られているので、コアユがいることを確信できている期待最高潮の中、仕掛けを投入し…
それは拍子抜けするほどあっさりと手元に来ました…
今シーズン初コアユゲットです♪(9:13)
1匹目は手のひらに収まる程度で鱗があったりなかったりするヒウオとコアユの間のサイズ感の個体でした。
1匹釣れた後もぽつぽつと釣れ続きはするものの「入れ食い爆釣」と言うほどではありませんでした。
13時を過ぎたあたりで20匹程度までは釣れましたが、お日様も高くなって暑くなってきたからなのか少し釣れるスピードが落ちました。
良いタイミングでしたのでここらで昼食休憩を入れつつ後半戦に備えます。
昼食後は引き続き仕掛けを投入し続けるも、私は15時くらいまでの間に30~40匹釣れたかな?と言う程度のペースでした。
(ちなみに、この時点くらいまで隣におられたお嬢さんはかなり良いペースで釣られていました。)
入れ食い祭
そして15時を過ぎた頃から突然コアユの入れ食いが始まりました。
(いつの間にか両隣がいなくなっていたので私だけの独壇場♪)
「1時間で50匹ペースくらい行ってるんじゃない?」って自分でも感じるくらいに入れ食いです。
毎投、仕掛けを投入すればコアユが1匹、2匹はついてくる。
早い時には仕掛けが沈む途中でアタってくる、そんなペースです。
そのままのペースで釣りを続けていたら17時半頃に餌がなくなりましたが…おかしい…(17:30頃)
ラセンに餌が入っていないのにコアユが釣れ続けて首を傾げる事15分ほど、アタリが遠のいたところで「ここらで潮時」と納竿することにしました。
納竿
最終的に釣果はこんな感じ…
釣れた数の割に嵩は低めと言った印象でしたが…
「ざっと見て100匹以上はいるかな?」と言うくらいの感じですね。
(実は今回の釣行からカウンターを持って行って現地で数えるのをやめましたw)
(理由は単純に手返しのスピードを上げたかったのと、現地にいる間くらい釣りを全力で楽しもう!って理由です。)
釣り座を片付け夕焼けを撮影し、今日の釣果に感謝しつつ琵琶湖を後にしました。(18:25)
帰宅後
まずは気になるコアユの数ですね!
下処理をするためにタッパーに移し替えつつ、カウンターを使ってきっちりカウント。
138匹!!
常連さんや湖南のみならず、激渋と言われている今年の釣果としては最高の釣果ではないでしょうか!?
嵩は少ないけれど、これだけの量がいれば、父ushisanの大好物「コアユの甘露煮」はじゅうぶん作れます。
父ushisanは何気に魚の臭みやワタの苦みが苦手だったようで、「コアユの甘露煮」を作るときは必ず「ワタ」(内臓)を抜く下処理をします。
(めちゃくちゃ手間ですし、下処理後は部屋中コアユの臭いが充満しますw)
しかし、父ushisanは釣り、調理は母、ここ数年は私の担当でしたw
今回は嵩が少ない分、小さめの鍋で調味料の加減を少な目にしてセット。
弱火で煮込むこと約40分、適度に水分を飛ばして「コアユの甘露煮」完成となります。
母に明朝鍋から保存容器に移し替える際に、父ushisanの仏前に「美味しいかどうかわからないコアユの甘露煮」のお供えをお願いておきました。
(なお、この時点で味見はしていませんw)
そんな「コアユの甘露煮」の今朝?の姿がこちらです。
適度な粘度の甘じょっぱい煮汁が特徴の良い感じにできました。
(見た目はね?)
1匹だけつまみ食いしたところ、コアユの身がとても柔らかくて味も良い感じに落ち着いていましたのでここでひと安心。
(砂糖や火加減でコアユの身が硬くなったり、味の仕上がりが毎回違うのです。)
今年も無事、自分が美味しいと思える出来のシーズン初「コアユの甘露煮」を父ushisanにお供えすることができました。
ただ、やっぱりこの量だとちょっぴり少なくて、父ushisanも「もっと食べたいなぁ」とか言いそうですし、5月終わりまでにもう1回くらいは出撃したいなぁ…とか企んでいます。
たくさんお話できました
今回の釣行では、かつてないくらいたくさんの方々とお話しすることができました。
(皆さま、たぶん初めまして!そしてお一方は再会でした。)
ゴールデンウィーク中と言うこともあったのでしょうが、使える釣り場が狭かった分お隣さんとの距離も必然的に近くなり、たくさんお話しながら釣りを楽しむことができました。
あと「シーズン不調」の影響も大きかったのでしょう。
情報収集を兼ねて話しかけてくださる常連さんらしき方々が多数おられました。
ぽつぽつとは言え、釣れていたのは周囲を見渡しても諸子川では右岸一帯の一部分(※)だけでしたし、お声がけくださった皆様の情報によれば、この日釣れていたのは「相模川とここ(諸子川)くらい」と言うことをしきりにおっしゃっていました。
更に言えば、「相模川」は早朝組が10時までの間に釣れていたくらいで、お昼前には常連組は撤収して行かれたようです。
(恐らくお声がけくださった多数の常連さんは相模川からの撤収組さんだったのでしょう。)
その他「吾妻川」はダメとおっしゃっていた方はお昼以降も何名か来られたので、この日もかなりポイントが限られていたのでしょう。
(※実際釣れていたのは私の左側3名ほどまでで、右側は少し厳しそうな状況でした。)
釣果と情報精査
さて、今回の釣行の実績と得た情報を精査して完結にまとめると以下のようになります。
- 数狙うなら朝マズメか夕マズメ(日の出~10時頃、15時頃~日の入り)
- ポイント選び重要
- 釣り場が狭い時は声掛けしようね
これらの3点になります。
数狙うなら朝マズメか夕マズメ
ひとつ目は時間的な情報ですが、私が釣れていた時間帯は10時頃までと15時頃以降にほとんど集中しています。
これ以外の時間は多くても10分に1匹とか2匹のペースで、13時台~15まではほぼ釣れませんでした。
恐らくこれには群れの入れ替わりが関与している気がします。
釣れない時間帯でもコアユらしき群れがいないわけではありませんが、圧倒的に小さいのです。
(それこそ2、3cm程度の小魚の群れが表層に見えていました。)
針を食えるサイズではなく、スレ掛かりでも致命傷になるくらいのサイズです。
10時頃までと15時頃以降のコアユのサイズは、明らかにこれらよりは大きかったです。
(それでもヒウオとコアユの間くらいが平均サイズです。)
ポイント選び重要
ふたつ目にポイント選びです。
こればかりは正直、今年は「運」だと思いました。
人気の混んでいる「毎年釣れる釣り場」が釣れるかと言うとそうではなく、コアユの居る場所に入れるかどうか次第と言うことです。
(今シーズンの吾妻川は正にこのパターンと思われます)
今年はコアユの絶対数が少ないようなので、群れがどういう風に回遊して接岸して回っているのかわかりません。
(ただ、こちらは今後数週間で多少改善するかもしれませんが…)
釣り場が狭い時は声掛けしようね
最後は「お隣さんへの配慮」を忘れずにしましょうと言うことです。
コアユ釣りをやっていれば分かるのですが「釣れていると隣に人が来る」のです。
みんな釣りたいので当然と言えば当然なのですが、自分が遠慮してお隣さんと3、4mくらい空けて釣り座を構えても、数時間後にはその間、またまたその間と人が増えてきます。
割とちゃんと竿が扱えればとなり1m程度まで迫っていてもやれなくはないですが…突風にあおられただけで隣とお祭りとかもありえ、最悪もめる距離にもなります。
例えその日、その場限りの出会いになるかもしれませんが、お隣さんとは良好な関係で釣りをしたいものですね。
(若干イラっとしたことがあったので書きましたw)
最後になりますが、今回計画していたホンモロコの実験釣行はできませんでした。
いや、むしろ大本命のコアユが大漁だったので結果的に良かったのか…?w
と言うわけで今回の釣行記は以上となります。
それではまた次回、お楽しみに!
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