どうも!ゼロです。

先日からメダカさんを導入しようと思って何度かトライしているのですが、1度もうまくいかないのでいろいろと調べてみてまずは水質チェックをしようと思い立ちました。

pHチェックに使用するもの

メダカ以外に飼育していたもので☆になった子たちはほとんどいなかったので、今まで一度も調べたことはなかったし、pHを調べるにもペットショップで調べるものを買おうと思うとそこそこ高かったので中々手を出しませんでした。

今回は安くて簡単にpHを測定することを考えて、Amazonでリトマス試験紙を購入してみることにしました。

購入したのがこちら。

税込み価格460円(2022年10月23日時点)で購入できる激安?のリトマス試験紙、安定の「made in China」です。

最悪460円なのでこれでどうにもならなかったらペットショップでちゃんとしたものを購入しようと踏み切りました。

pH実測

まずはこちらをご覧ください。

左から水道から出しただけの水道水、中性洗剤、お酢、水槽の水と水道水を半々にしたもの、水槽の水となっています。

リトマス試験紙は黄色?のものなので、色が変わらなければ中性のものと言うことになります。

水道水(浄水)のpH

いちばん左の部分をアップにしています。

見てのとおりほぼ変色なしでpHは6程度の中性?弱酸性?です。

ただ若干後ろに染み出た試薬の色はpH7程度の色をしているので中性なのでしょう。

ベースの試験紙の色なのか、なんなのかで若干の誤差が出ていると思われますが、水道水なので流石に中性で良いのだと思います。

中性洗剤のpH

台所にあった中性洗剤でも試してみました。

こちらは試験紙の色はpH7付近の中性で、染み出た試薬は若干pH8寄りの弱アルカリ性な気がします。

まあ洗剤成分は少なからず入っているから弱アルカリ性でもおかしな気はしませんが、誤差レベルな気がします。

デジタル計測じゃありませんからね。

お酢のpH

中性のものばかり検査してもリトマス試験紙が正しいのか、製品が悪いのかわからないので手っ取り早く酸性のチェックができるものとして、これも台所にあったお酢で簡単にチェックしました。

うん、ばっちりpH2~1くらいの酸性の反応が見られました。

これでこのリトマス試験紙は中性と酸性は間違いなく測れることが分かったので、メダカ導入に失敗していた水槽の水質チェックもしておきます。

水槽の水のpH

左側が水槽の水と水道水の混ぜ物、右側が水槽の水そのものの測定結果です。

いずれもpH4~6くらいまでの微妙な色身をしていました。

結構、弱酸性よりな水質になっている感じがしますが、次回メダカさん導入時にはぎりぎり許容範囲として良い水質な気もしています。

とは言え、もう少し中性から弱アルカリ性に寄せたい気もします。

メダカさん導入前にサンゴ系の低床か牡蠣殻あたりを入れて少しpHを上げるのが良いかもしれないなって感じですね。

水道水が何故か弱酸性っぽいのが若干引っかかりはするのですが、水質チェック的にはこんなところかな。


アルカリ性のチェック

とまあ、ここまでチェックしてきたところでこのリトマス試験紙、アルカリ性ちゃんと測れるの?って疑問がわいてきましたw

と言うわけでキッチンハイターを使ってアルカリ性のチェックに突入。

キッチンハイターの成分はこんな感じ。

「液性/アルカリ性」ってばっちり書いてありますね。

と言うわけで実測!

はい????って感じになりました。

どう言うわけでしょう…試験紙にハイターをしみこませると一瞬めちゃくちゃアルカリ性の反応で黒っぽく変色します。(下側の1枚)

その後、時間が経つと一度大きく赤っぽく変色(酸性の色)し、上側の3枚の試験紙のようにどんどん色が抜けていきます。

最初はこれの意味が分かりませんでしたが、自分の予想結果とインターネットで調べてみた結果で確信に変わりました。

漂白剤成分が色を落としてしまっている。

と言うわけで気を取り直して別の洗剤(油汚れ用)のもので再度チャレンジしてみました。

成分はこんな感じ。

「液性/アルカリ性」で「漂白剤」は入っていません。

これであれば!と言うことで結果は…

ばっちりpH9~11付近のアルカリ性であることが確認できました。

結論pHのチェックは格安リトマス試験紙でもできる

ここまで読んでいただけたらわかるとおり、厳密な数値が取れなくてもよく簡易のpHチェックで良いのであれば、Amazonで売ってた460円のリトマス試験紙でも十分役目を果たせそうです。

ただ、水道水が弱酸性って言うのは普通に考えるとありえないので、この製品の特性、もしくは今回のこの商品個体の試薬の精度では若干酸性に傾いた結果が出るのかもしれません。

事前に水道水とかで試薬の変色の仕方を確認したうえで使うと、ある程度信用のおけるものなのではないでしょうか。

何しろこの460円と言う格安価格で購入できるうえ、Amazonなので自宅に届きます。

そしてこいつロール紙なもんで1cm程度に切って使えばめちゃくちゃたくさん使えます。

プラケースにしれっと5Mって書いてあるから…5メートル?入ってるのかもしれません…

測ってはいませんが、5mあれば1cmずつ使ったら…500回つかえるぜ!

厳密なpH計測が必要な場合には使えませんが、簡単なpHチェックのツールとしては十分すぎると思います。

と言うわけで長くなってしまいましたが、アクアリウムのpHチェックに挑戦してみた結果をまとめてみました。

では今回はこのへんで。

それではまたあした。